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世界一周 – アメリカ

アメリカ

 

■第9カ国め:アメリカ

アメリカ合衆国(United States of America)

北米大陸を代表する精神的に若い国。
人口は約3億914万人で、面積約371.8万平方マイルは日本の約50倍
民族は多民族国家。

国語は英語、スペイン語、その他。

通貨はドル。名目GDPは14兆2563億ドル(2009年)、一人当たりGDPは約46200USドル(2009年)。
水は飲用可能で美味しい。ミネラルウォーターは気にする方を除いて特にいらないと思います。

NYSE

NYSEといえば、皆さまテレビニュースでご存知のニューヨーク証券取引所。ウォール街といって指すのは、狭義にはここであること多いですね。テレビのニュースでみるNYSEというのは、株式の売買をしている立会所の風景で、ディスプレイにNYSEと表示されている下で、世界中の多くの証券取引所がコンピュータ化された現在も、日々立会が行われています。できれば、東証と同じようになかに入って見学をしたいところですが、ノベンバー11のテロ以降は一般公開なされておらず、残念ながら外観のみ。それでも私のように一目見ようと世界中から集まってくる観光客で賑わい、業界関係者の方が脇をすり抜けて歩道をあるくような、少し可笑しく少しそれらしい場所、それがウォール街でした。

NYSE

NYSEと並んで今やアメリカを代表する証券取引所に成長したのがNASDAQで、こちらはコンピュータシステムによる取引が行われています。ニューヨークのハチ公口「タイムズスクエア」には、ナスダック・マーケット・サイトがあって、皆さまもテレビでおなじみの円形ビルがそのド派手な街並みに溶け込んでいます。この金融情報の発信拠点が街に溶け込んで自然に見えるということは、NYが世界の金融の拠点であることのメタファーであるように感じました。世界はさすがに一歩も二歩も進んでいるようです。

シカゴ・マーカンタイル取引所です。ここも大阪、シンガポールと並んで、日経平均の先物が上場されています。NYから、アムトラックの夜行列車に乗ってシカゴにやって来ました。シカゴに降り立った印象は、砂漠の中のオアシスのような場所。いえ、正確には辺り一帯は非常に豊かな穀倉地帯で、列車の車窓からもジャガイモ畑やトウモロコシ畑が見渡す限り続くような平野を湖に沿って一直線に走ってきたのです。そして、まるでシカゴの都市があるから工業があるかのように、製鉄所や鉄工所に、高圧電線と線路とがアクセスしていました。その大穀倉地帯のなかにあって、需要と供給のバランスを決定するための取引所がシカゴには集中しています。

シカゴには、穀物等の商品取引所の他に、先物を扱う取引所、今回訪れたマーカンタイルのように金融商品を扱う取引所など、取引所が何ヶ所も点在していて、もちろん観光地図には記載されていないので、街行く人に聞きながら都合3時間も掛かってやっと見つけ出しました。直接建物を見た印象では、今まで見てきた取引所の中で最大規模を誇っており、その大きさに圧倒されます。

CME

この取引所は、市街の中心地から少しだけ離れたところにあるのですが、そんなことはお構いないかのように近隣には金融機関の高層ビルが林立していて、こちらにも驚かされます。近くに行って写真を撮ろうとすると、警備員がテロ防止のために撮ってはダメだというので近影は残念ながらなし。しかしながら、この取引所のツインタワーを見るだけで、わざわざニュー・ヨークから夜行列車に揺さぶられてやって来た甲斐があったというものです。

Amtrakでアメリカ大陸を横断する

日本では「大陸横断鉄道」の方が有名なAmtrak(アムトラック)で北米大陸を横断することにしました。Amtrakは、てっきり「American-rail Track」か何かの略称だとばかり思っていたのですが、正式には「National Railroad Passenger Corporation」という、旅客専門の鉄道会社の商標だそうです。私は、子どもの時分からAmtrakを上記の2つのことだとばかり思ってきましたので、とんだ思い込みだったというわけです。さて、今回の北米横断の出発地はニュー・ヨーク。拠点になるのはマディソン・スクウェア・ガーデンと隣接する、ペンシルヴァニア・ステーション、略称ペン・ステーションです。

 ニューヨーク・ペンシルヴァニア駅

なお、先ほどの思い込みを訂正しておきますと、調べてみると、現在は一本の列車で東海岸から西海岸まで横断するということはないそうで、シカゴがハブのようになっており、東海岸からシカゴまで、シカゴから西海岸までという風に、二本の列車を利用することになります。ニュー・ヨークからシカゴへ向かう列車の名称は「Lake Shore Limited」号。ニュー・ヨークを15:45に、ボストンを11:55にそれぞれ出発した列車は、夕刻の19:05に途中駅のAlbany-Rensselaerで併合して、シカゴに向かいます。

今回の鉄道での移動でもっとも興味深かったのは、車窓の風景。列車はニュー・ヨーク州、オハイオ州、インディアナ州と進みますが、それぞれの州ごとに車窓の風景が異なり、アメリカの地図をみて「こんな真っ直ぐに州境を決めるというのは何なんだろう?」と思っていたのですが、やはり州毎に地理的な環境が異なることを発見しました。これも飛んだ思い込みでしたね。航空機でアメリカを横断すると4時間程度(時差を含まず)ですが、これではアメリカの内陸の様子が分かりません。地に足の着いた移動だからこそ、ローカルなアメリカを眼にすることができます。シカゴに近づくと、製鉄所や鉄工所などの大きな工場施設が眼に飛び込んでくるようになり、穀倉地帯の中の大都会を垣間見ることができます。

アメリカ・イリノイ州

一泊して、シカゴからは「Southwest Chief」号に乗車。今度はロス・アンジェルスまで2泊3日の行程です。こちらで面白かったのは「ラス・ヴェガス」駅。2日目のお昼ごろに到着した駅なのですが、どうもあのネオンとカジノのイメージとは程遠い、とっても田舎の駅で驚いたのですけれども、あちらのラス・ヴェガスはネヴァダ州。こちらのラス・ヴェガスがニュー・メキシコ州で同名別地。「なんだか様子が違うなあ」と思っていましたが当たり前でした。当初、日本で情報収集していたときには、この列車はグランド・キャニオンを通過するので、おすすめの車窓ヴュー・ポイントだと聞いていたのですが、実際に通過したのは22時すぎで、辺りは何もない平原と雲ひとつない暗天で、喉から手が出るほど観たかったグランド・キャニオンは拝めず。今度また観に来よう、と心に固く誓いました。

車中で2泊なんて、とても退屈で大変だろうと思ったいた列車の旅でしたが、実際には2時間に1回くらいの割合で駅に停車しますし、すぐ隣に国道が走っていて併走するクルマを眺めたり、もちろんあちこちの車窓が奏でてくれる風景画がキレイだったりで、とても充実した3日間でした。それからAmtrakの列車は貨物鉄道会社の線路を借りて運営されているので、数時間遅れるのは当たり前と言われていた(それで、シカゴで1泊した)のですが、実際にはほぼオン・タイムの運行でした。

これは、駅間の距離が長いので、ダイヤが緩く組まれているのだろうと思います。ある駅では45分遅れなのに次の駅では5分前なんてことばかり。最終目的地のLAに至っては45分早着で、「そろそろあと1時間近だから、そろそろ荷支度しなくては」と思っていたら「もう着くよ」とアテンダントに言われて大急ぎで支度したくらいです。到着したLAのユニオン・ステーションは、南国情緒溢れる白壁にモザイクの外観。カリフォルニアにやって来た!と実感しました。

ロサンゼルス・ユニオンステーション

 

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