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世界一周 – ポルトガル

ポルトガル

 

■第4カ国め:ポルトガル

ポルトガル共和国(Portuguese Republic)

ヨーロッパ大陸の左端にあり1143年に建国しつつもスペインとの結びつきが強い。人口は約1063万人で、面積約91985平方キロメートルは日本の約4分の1。

国語はポルトガル語。

通貨はユーロ。GDPは1601億ユーロ(2009年)、一人当たりGDPは約15040ユーロ(2009年)。
水は飲用可能で美味しい。ミネラルウォーターは気にする方を除いて特にいらないと思います。

当初は立ち寄る予定がなかったのですが、航空券の都合上ポルトガルを経由することになったので、せっかくだからと少し滞在することにしました。リスボンの空港は市街地の北約6キロのところにあって、至極便利です。バスを降りてスーツケースを引きながら歩道を歩くと、スーツケースが跳ねます。そうです。歩道が石畳なのです。

ポルトガル・リスボン

私は、まったく恥ずかしながら外国の歴史に疎く、ポルトガルというと大航海時代くらいしか知見がないのですが、モロッコでの世界遺産で見たとおり、やはりこの国は500年前の繁栄がピークだったヨーロッパの偉大な田舎でした。リスボンはポルトガルの首都ですが、現代国家の首都のイメージからすると驚くほどコンパクトで、中世の都市国家のうちの一番大きなものが、そっくりそのまま現代のスタイルで運営されているような印象をもちました。街の建物はクラシックで、構造部分だけを新築している建設現場をみかけましたし、エクステリアはモザイクが多く、市内の道路はどこも石畳でほとんどアスファルトがありません。きっと、かの繁栄の時代に確立した文化を長年に渡って維持して(維持できる文化を確立して、そのまま守ってきた)のがポルトガルではないでしょうか。

さて、リスボン観光と言えば市電に乗って街巡りが有名ですが、市電に乗って行かれる範囲内にジェロニモス修道院があります。このジェロニモス修道院も大航海時代の建築で、構造や彫刻などをみると当時の繁栄振りや技術水準、海外に対する姿勢のようなものが垣間見ることができて興味深いです。ジェロニモス修道院は世界遺産に登録されていますが、外観をみて凡その検討がついたことと時間の都合で、そのままその足で徒歩圏内にあるベレンの塔へ。こちらも大航海時代の要塞が残されているもので、テージョ川の公女の呼称のとおり、凛とした姿とその機能とが繊細なバランスをもっている遺産に相応しいものでした。

午後9時過ぎの夕暮れを待って、夜はアルファマと呼ばれる旧アラブ人地区へ。ポルトガルのリスボンと言えばファドですね。有名なファドハウスは総予約制なので、近くにあったファドハウスに飛び込みで入ったらこれが大正解。ファドはちょうどブルーズのような音楽で、アコースティックギターをバックに男性や女性のヴォーカルがソウルフルに歌う民俗音楽です。それを半地下になった店の奥で、10~20人程度の観客とともに音楽を共有するのは、ちょっと言葉で表現するのが難しい一体感がありました。

リスボン・ファドハウス

2、3曲演奏されて雰囲気がでてくると、店のスタッフや地元客が合いの手を入れて盛り上がります!みな手拍子を叩いたり、一緒に歌ったりして、狭い店内が熱気に包まれました。私も言葉は分かりませんでしたが、適当にメロディに合わせたり手拍子を叩いたりして、ご一緒しました。

シントラ

リスボンから電車に乗ってシントラにやってきました。シントラは、かつてバイロンが「エデンの園」と称した高級避暑地で、王宮や宮殿などとともに高級別荘が立ち並ぶリゾート地です。シントラ駅に降り立つと、そこはリスボンとはまったく違う清涼な空気に包まれており、イタリアのコモ湖にあたるところだなと思いました。あちらは湖ですので、昨年出掛けたときにはイタリアの芦ノ湖と書きましたが、こちらは湖がありませんのでポルトガルの軽井沢といったところでしょうか。

山間のところどころには別荘と思われる建物が点在し、高級車やバスが緑のなかに消えていきます。私もバスに乗ってシントラの町を一周しましたが、車線もなければミラーもない復員6mあまりの山道をフルサイズのバスが周回しています。当然、歩行者もいればバイク、対向車もいるので、ドライバーはかなり神経質になりそうな仕事ですが、こちらの人は至ってクールにドライブをこなしています。バスの運転はダンプとは話が違いますから、随分大変だろうなと興味をもって聞いてみると、平日は6、7回運転するよ、休日は12回くらい運転するな、と話してくれました。

ポルトガル・シントラ

そういえば、リスボンはモザイクの街でしたが、シントラはタイルの町。これだけで随分と町の印象が違います。

 

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