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世界一周 – モロッコ

モロッコ

 

■第3カ国め:モロッコ

モロッコ王国(Kingdom of Morocco)

アフリカ大陸の左肩にあり7世紀にアラブ人が侵入した。人口は約3123万人で、面積約44.6万平方キロメートルは日本の約1.2倍。

民族はアラブ人(約65%)とベルベル人(約30%)。ベルベル人は、マグレブ地方に広く暮らしていた先住民で独自の文化を持つ。現在、北アフリカ諸国ではアラブ人が多数を占めるが、ベルベル人による独自文化を守る動きと西サハラの領有との関係で国境問題を抱える。
国語はアラビア語だが、公用語としてフランス語が日常的に使用され、駅や空港の案内放送ではフランス語が先に流れる。

通貨はモロッコディハール。GNI805.4億USドル(2008年)、一人当たり国民所得は約2580USドル(2008年)。
水は飲用可能だが美味しくはない。ミネラルウォーターの購入をお勧めします。
首都はラバトだが、経済の中心はカサブランカであり、国際航空路の玄関はカサブランカのモハメド5世空港です。

カサブランカには、エジプトからの航路で最初に到着したのですが、どうやらエジプトでの高い気温で熱中症と闘っているうちに生水にやられ、シンガポールからのハードスケジュールに、到着が午前様だったことが加わって腹を壊し、「君の瞳に乾杯のカサブランカ」のつもりが、君も、瞳も、乾杯も、それどころではありませんでした。

寝不足の午前1時になんとか宿に辿り着き、本当の?獅子身中の虫と闘いながら明け方に空腹に負けて外に出てみると、そこは大都会。
どこかで見たことのある景色のようだと思っていたら、イタリア・ミラノと街並みと空間の大きさが似ているように感じました。加えて、アル・ジャディーダに向かうために国内幹線の主要発着駅であるカザ・ボワジャー駅に行ったら、そこは東京駅の丸の内口と上野駅の広小路口を足して10か20で割ったような感じです。駅構内にある大時計などは、映画「太陽がいっぱい」に出てくる南イタリアの駅の雰囲気そっくりで、「なんだ、ここはまるでヨーロッパじゃないか」と思いました。

モロッコ・カサブランカ

カサブランカにも、もちろんというか当然というか旧市街(メディナ)が見事に残っていまして、そこは奇しくもモロッコを代表するかのような都会的な香りがするスーク(市)が展開されていました。
やはり、この点カサブランカはモロッコの表玄関なのでしょう。上野から御徒町、神田、大手町、旧有楽町あたりの雰囲気が一体となって城壁の中外で街を作っているとイメージしていただけると親近感をもっていただけるように思います。

私がメディナでみつけた食事は、ソーセージ・ドゥ・フォワ(要するにホットドッグ)です。ソーセージにはいくつか種類があり、焼いて欲しいソーセージを指差して選ぶことができます。ソーセージを焼きながら脇でポテトを揚げてくれて、両方ともアツアツの状態で「ヴォワラ」。豚肉はまあそこそこといったところでしたが、塩加減とナツメグの具合が絶妙です♪このあたりの塩梅は、長年の保存食作りの伝統の技といったところでしょう。私自身は、東洋の島国の食は世界で最高ではないかと思っておりますが、それでも長い歴史に育まれた技の分野では、まだまだ学ぶところが多いと再認識させられました。

ソーセージ・ドゥ・フォワ

マラケシュ

カサブランカから急行列車に乗ってマラケシュにやってきました。

モロッコ・マラケシュ駅

マラケシュには、モロッコの世界遺産を代表する旧市街(メディナ)があり、現代では世界中から多くの観光客を受け入れるインターナショナル・シティの一面をあわせ持っています。マラケシュ駅に正午過ぎに着いて降りると、そこは灼熱の大地。体感気温で35℃以上ありますから、低い湿度を併せて考えると実際の気温は45℃を越えると思います。

モロッコの鉄道はヨーロッパ式(フランス式)なので、駅が市街地から離れたところにあり、市街中央に出るには少し歩かねばなりません。道に迷いながら何とかモロッコ王立航空のオフィスにたどり着くと、なんとお昼休み!確かに昼寝でもしなければ、毎日熱中症で皆倒れてしまうでしょう。種々の用事を済ませてメディナの安宿に着いたのは、午後3時を過ぎていました。

マラケシュ・フナ広場

マラケシュの世界遺産というのは、城壁に囲まれた旧市街です。入口にあたるところにフナ広場があり、そこには数多くの屋台が軒を並べていて、夕方になると蛇使いや大道芸人、太鼓を叩く楽団?が人を集めて、ものすごい喧騒になりました。このフナ広場は、かつては公開処刑場だったそうですが、今では立派な市場になっており、このフナ広場を中心にアラブ式の蚤の市が広がっています。広場からは四方に狭い道が伸び、一歩足を踏み入れるとそこは御徒町のアメ横を3倍くらい濃くしたような(笑)環境。映画に出てくるアラブの市場をイメージしていただければ、それはそのままそっくり目の前に繰り広げられて「本当にこういう場所があるんだ」と再認識しました。

マラケシュ・メディナ

こちらが少しでも興味を示すと、絶対に逃がさない勢いで猛烈な売り込みにあいます。フランスはもとより、世界中から観光客がやってくる場所だけに彼らは世界中の言語で挨拶をこなしますから、日本語で話しかけられたくらいで立ち止まって話をすると、2分後には強烈な売り込みにあう仕組みになっていました。何はともあれ、騒々しい雰囲気に慣れ落ち着いて目利きができるようになればこんな楽しい場所はなく、文化人類学側面から見ても、世界遺産の価値は立派にありました。

 

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