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世界一周 – エジプト

エジプト

 

■第2カ国め:エジプト

エジプト・アラブ共和国(Arab Republic of Egypt)

アフリカ大陸の右肩にあり紀元前32世紀頃(今から約5000年前!)に統一王朝が成立した世界最古の国のひとつ。人口は約7257万人で、面積約100万平方キロメートルは日本の約2.6倍。

民族はそのほとんどが主にアラブ人。
国語はアラビア語語だが、公用語として英語が日常的に使用されます。

通貨はエジプトポンド。GDPは1516億USドル(2009年)、一人当たり国民所得は約1800USドル(2008年)。
水は飲用不可。お皿やグラスに一滴ついた水でも大概の日本人はお腹を壊します。私も非常に気をつけていたのですが、エジプト出国後にやられて往生しました。ミネラルウォーターを購入する際は、多少高価でもネスレなどのインターナショナルブランドのものを選ぶことをお勧めします。

シンガポールからの航空機は、エジプトに入る前にドバイを経由。NHKで沸騰都市と紹介されたドバイは、当然でしょう莫大な国債を梃子に資本と物流の中継基地として名乗りを挙げています。

ドバイ国際空港

空港は24時間オープンらしく、到着したのは午前様。もはや東京ドーム何個分ではなく、成田空港何個分というほどの広さで隣の建物はまったく見えません。夜通し飛んだ飛行機がカイロに到着したのは午前6時。私は睡眠不足で判断力が低下しているので、何かやらかさないかと期待×1、不安×4くらいの心境でした。

カイロ国際空港

エジプトは今回の世界一周で唯一ビザが必な国。一般的にビザというと大使館に発給申請して数週間必要になるものなので、空港の入国審査のときに「US$15で申請する」と聞いたときには「そんなシステムでスムーズな入国手続が確保できるのか?と疑問に思っておりました。さて、蓋を開けてみれば答えは簡単。要するにビザとは印紙なんです。空港の入国審査の前に銀行の両替所があり、そこでシール状の印紙をUS$15で購入。それをパスポートに査証欄に貼って入国審査を受けるとそこにスタンプを押してくれる仕組み。

すると、ここで素朴な疑問がひとつ。

なぜ自国のビザ発給に米ドルという外貨建ての印紙を要求するのか?

勘の鋭い方ならお分かりでしょう。エジプト政府は外貨が欲しいんですね。だから手っ取り早く入国時に関所を設けて印紙税を課税しているわけです。その後も種々のトラブルを乗り越えながら(!)、なんとかカイロ市内に宿を確保。その日は衣類の洗濯をして半日が終了しました。

さて翌朝の早朝6時。一生懸命早起きすると、まずは地下鉄でギザ市内まで移動。通例ではバスやタクシーでピラミッド近くまで行くそうなのですが、なにしろカイロは自動車保有台数が200万台を越え昼夜を通して大渋滞とクラクションの嵐の毎日ですから、先着300人/日というピラミッドの内部に入場するチケットを購入するためには朝一番が必須なのです。地下鉄でギザに行き、そこからタクシーでピラミッドへ。

ところが、このタクシーが曲者で、25ポンドと言っていたのにもかかわらず、ピラミッドの手前まで来たところで50ポンドといい出した。

それで車内でトラぶっているところに、駱駝乗りを勧めるポン引きのような兄ちゃんが勝手に後部座席に乗り込んで通訳を買って出て、ラクダや馬やタクシーはいらないか? 全部歩くと20Km2あるぞ、暑いなか一日歩くと倒れるぞ、といったか言わないかしている合間にこちらも負けずに交渉。

OK.ここまでなら25ポンド。ピラミッドの入口までいくなら50ポンド払おう。その代わり、ラクダ乗り、馬乗りは全部断ってくれ、ということで交渉決着。無事チケット売り場に到着しました。

ゲートを潜ってピラミッド前までくると、そこは富士山五合目の様相。正面に鎮座するクフ王のピラミッドは、天下の霊峰のようです。

ギザ・クフ王のピラミッド

到着したのは朝の7時半。チケットオフィスについてみると、案内板では8時からとなっていて仕方がなく30分ほどオープンを待ちます。チケットを買って、X-Rayの持ち物検査場を過ぎると、すぐにピラミッド目の前でした。

結局、一番手前にあり一番大きなクフ王のピラミッドは、なかに入ってもただ部屋があるだけでつまらないというので、私はお隣カフラー王のピラミッドに入ることにしてクフ王のピラミッドは記念撮影だけ。

私は子供の時分から、いつかピラミッドに登ってみたいと思っていたところ、ピラミッドの一番端には「No Climb」とプレートが貼られているのでちょっとがっかりしていたのですが、クフ王の正面では人が登っているではありませんか!あれ、と思って近づいてみると、正面からは見えないようにピラミッドの石に階段が彫られていて、石3段くらいは登れるようになっていました。それならと、もちろんわたしも登ってみましたが、3段登っただけで日本家屋の2階くらいの高さがあり、高所恐怖症の私にはもうそろそろ限界。頂上まで登ろうとすると周囲の警官に叱られそう(撃たれそう)なのと、高所恐怖症、一番下でも強い風が吹いているので頂上は突風が吹いていそう、この3つの理由でピラミッドに登るのはおとなしく諦めるのが賢明という結論になりました。

カフラー王のピラミッドを見終えると、ここからが本日の本来の目的スフィンクス見学です。

スフィンクス

スフィンクスは、こちらも子供の時分よりいつか行ってみたいと思っていたところなので、ちょっと感無量。スフィンクスの右前足の前には神殿の跡が残っていて、そこからすぐ近くまで行くことができます。あれ、と思ったのはこの神殿のところ。ピラミッドは石灰岩製で、神殿の柱は花崗岩製。ところが、神殿の床は大理石なんです。近くを通りがかった日本人ツアーに紛れ込んで解説を聞いてみると、なんでも「この神殿は、王様が死んだらミイラにして、ピラミッドまで運ぶ出発口にあたるとのこと。亡くなった王様は神様だから、適材適所で、神聖な神殿の床は大理石で作ったのだろう」とのことでした。

スフィンクスの顔を横から眺めると、イギリスが略奪した鼻と髭がないので、残念ながらボーイッシュなルックスになってしまっていますが、それでもなお髪の部分の装飾の跡が少し残っていて、威厳があります。

 

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